炊飯器って、使った後に洗うのが地味に面倒…というか非常に面倒ではないですか?
内釜にこびりついたごはん粒、ふたやパッキンの細かい部分まで洗って、気づけばけっこうな手間…。
私はキッチンの洗い物はできればすべて食洗器にいれたいのですが、炊飯器の部品はそうもいかず…。
思い切って手放してみたら、毎日の洗い物がラクになって、キッチンもすっきり広々!
今では「なんであんなに炊飯器に頼ってたんだろう?」と思うほど快適です。
なぜ炊飯器を手放した?

炊飯器を手放した理由は、ミニマリストになりたいとか、丁寧に暮らしたいとかそんな素敵な理由ではなく、単に引っ越しをして炊飯器を置く場所が無くなってしまっただけのことです、。
置く場所が無いというより、あるけれどしっくりくる置き場所がないというか……
最初はそれでも炊飯器を置いていたのは、ご飯は炊飯器で炊くものだと思っていたからです。
しっくりくる置き場所なんてもともとなかったんですよね。だって、炊飯器の見た目が私は嫌いだから、どこに置いてもしっくりくりわがありません。(今まで使っていた炊飯器さんごめんね)
そんな時に、お友達の家で素敵な炊飯用土鍋でご飯を炊いているところを目にして、私もやってみたい!となり、早速家にある土鍋でご飯を炊いてみました。
するとなんとご飯の美味しいこと!
おかずなしでもご飯だけで食べられてしまうくらい、白米が美味しいのです。
とはいえ、そう長くは続かなかった土鍋生活。
だって土鍋って、洗うのが重くてとても面倒くさい。
所詮めんどくさがりのズボラな私には向いていない。
そんな時、ふと普通のお鍋でご飯が炊けるということを知り、家にある普通のお鍋で炊いてみました。
そのご飯も、土鍋まではいかないにしてもとても美味しく炊けました。
別にご飯を炊くのは炊飯器でも土鍋でもどちらでもなく普通のお鍋でいいのだ!
という結論のもと、鍋でご飯を炊く生活が始まります。
炊飯器なし生活のメリット
- 白米が美味しい
- 洗い物がとても楽
- 電気代の節約になる
何よりもメリットは、とにかく白米が美味しいということです。
それに尽きます。
そして、炊き立てを食べ終わったらすぐに冷凍保存。
そうすることで、冷凍ご飯も電子レンジでチンして食べると炊き立ての美味しさがよみがえります。
あとは、洗い物が楽だということが私にとっては一番のメリットですね。
普通のお鍋だから、いつものように食べ終わったら食洗器にGOです。
炊飯器のように細かい部品を洗う必要もなく、重い土鍋を手洗いすることもなく、最高です。
炊飯器なし生活のデメリット
- タイマー機能が使えない
- 保温機能が使えない
デメリットはこの2つだけだと私は思います。
しかしこのデメリットも、次の解決方法があるので問題なし。
デメリットの解決方法
炊飯器を手放したことによるデメリットは、解決方法もあります。
タイマー機能が使えない解決方法
タイマー機能が使えないということが大きなデメリットですよね。
朝起きた時や、外出先から帰ったらすぐに炊き立てのご飯が出来上がっているといのは、炊飯器の素晴らしい所です。
とはいえ、家に帰ってすぐに炊飯器をあけますか?
バタバタ帰ってご飯がタイマーで炊きあがっていなくても、とりあえずご飯を炊いている間におかずの準備をしていると、鍋ご飯はすぐに炊きあがります。
今日はお惣菜を買ってきたからご飯だけあれば!という日でも、おかずを温めたり荷物を片付けたりしているうちに鍋でご飯が炊きあがっていますよ。
出かける前に水に浸しておけば、帰ったらすぐに火にかて炊飯時間は約15分、蒸らし時間は5分ほど(本当は蒸らし10分欲しいけど)で炊けるのでそこまで待ち時間はないと思います。
朝に炊くときも同じ。
前の晩に水に浸しておけば、お味噌汁やおかずを準備している間にご飯は炊きあがっているでしょう。
朝食はパンの事も多く、そんな時は前の晩に炊いたご飯を、お弁当の分だけすぐに取り分けて冷凍しています。
朝からは解凍したご飯をお弁当箱に詰めるだけ。
とても簡単です。
保温機能が使えない解決方法
炊飯器の保温機能も便利ですよね。
けれど、私は炊飯器を使っていたころは保温機能に頼りすぎ、長時間放置してしまってよくご飯を黄ばませてしまっていました。
なので、保温機能は私にとっては使いたいけれど頼りすぎてはいけない機能だと思っていて……。
いまは、炊きあがったご飯はすぐに鍋帽子に入れています。
3時間ほどはホカホカで食べる事ができ、食事の時間が終わったらすぐに冷凍するように心がけています。
とはいえ、5人家族皆がそろってご飯を食べられる日が毎日ではありませんよね。
時間がずれても、鍋帽子があると3時間ほどのズレは問題なし。保温機能がなくても大丈夫です。
ちなみに我が家の鍋帽子は、裁縫が得意な母に作ってもらいました。
母手作りの鍋帽子はご飯の保温だけでなく、煮物の保温調理にも使えてとても便利ですよ。
毎日使っている炊飯鍋は「ユニフレームキャンプ羽釜5合炊き」

現在は、夫婦2人と子ども3人で生活しています。
長男は食べ盛りの高校生、長女は男子並みによく食べる中学生、次女は人並みによく食べる小学生です。
私と夫はお酒を飲むので夜は白ご飯は食べません。
毎日炊くお米の量は5合で、朝ごはんと高校生&中学生のお弁当と夜ご飯でちょうどいい量になります。
ユニフレームのキャンプ羽釜は、とても軽くて小さく、5合炊きでも簡単にシンクで洗えるのが素敵なところ。
洗うのが大変な土鍋などは、私はすぐに使わなくなってしまいます。
贅沢を言うと、食洗器に入れることができれば最高なのですが、アルミ素材なので食洗器はNG。
いつか、食洗器が使えるステンレス製のものが登場したら絶対買うと思います。
まとめ:炊飯器なし生活は最高!

炊飯器を手放して、5年になりますが、我が家では全く問題なし。
炊飯器って、冷蔵庫、電子レンジに並んで、キッチンには絶対に置いている電化製品だと考えていました。
炊飯器の置き場所がいまいちしっくりこなくてふいに始まった炊飯器なし生活がここまでしっくりくるとは思わず、キッチンの空きスペースもできるし洗い物は少なくなるし最高です。
いちど固定概念を取り払って、ものを手放してみるのもいいかもしれませんね。
「ご飯は炊飯器で炊くものだ」というような固定概念を捨てると、もしかしたら素敵な暮らしが待っているかも!
けど、もしかしたらまた炊飯器を使いたくなる時が来る可能性もあります。
その時は、炊飯器を使ったほうがいい生活リズムになっているのだと思うので、その時はまた使います。
いつも、その時その時で暮らしがスムーズに進むように考え行くのがベストですね。
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