年賀状辞めていい?上手な辞め方とそのメリットデメリット

年末年始、何かと物入りな時期が今年もやってきましたね。
大きな出費のひとつ、年賀状。
最近はLINEやSNSでの連絡が当たり前になってきて、実際のところ年賀状は必要なの?とモヤモヤ考ええいたのですが……
昨年、もうやーめた!と、我が家も年賀状を卒業することにしました。

数年前から、年賀状を準備しながら、モヤモヤしていました。
はがき代、高いな。忙しいのに手間と時間がかかるな。個人情報が大切な時代に、年賀状ってそぐわないんじゃない?
などと、色々モヤモヤ考えていたのですが、実際のところ、めんどくさかったのです。
そしてついに昨年、年賀状を卒業することにしました。

結論、年賀状を辞めても何一つ問題なし。

年賀状のメリット、デメリット

  • メリット
    • 今年お世話になった方に感謝と、新年の挨拶を伝えられる
    • 良好な人間関係を作ることができる(年賀状で良好になった人間関係は無いような……)
    • 遠く住んでいる親戚が、子どもや孫の成長を見るのを楽しみにしてくれている(私にとってこれが一番大切)
  • デメリット
    • はがき代、作成、印刷に結構な金銭的負担がある
    • 年末の忙しい時期に時間と労力がかかる
    • 届いた年賀状は個人情報の満載のため、処分しづらい
    • 人間関係をよくする効果はあまりない
    • 相手の状況を考え、どんな写真を送ったらいいのか迷う(家族写真、子どもの写真を年賀状に乗せるのは非常識?)
    • 疎遠になっている人たちとの年賀状だけのやり取りが微妙

少し考えるだけで、これだけのデメリットが出てきます。
どうして毎年モヤモヤしながら年賀状を書いているか分からないですよね。
すぐに会える関係ならば、会った時に、「今年もありがとう。来年もよろしくね~」と伝えれば済むこと。
会えない友達とも、殆どはSNSで繋がっている時代ですよね。
あえて年賀状という手段をとる必要はありません。

年賀状の辞め方

年賀状は相手のある物なので、急に勝手に辞めると、やはり失礼になってしまいます。
普段からよく会う、気心しれた人達なら、会ったついでやLINEなどで今年からは年賀状は出さないことを伝えられればよいでしょう。
しかし、毎年年賀状だけのやり取りになっている人や、職場の上司等には、前もって伝えておくのが礼儀です。
以下の3通りの方法で年賀状を辞めることを伝えることが出来ます。

①最後の年賀状に来年から辞めるご挨拶をする

これが一番良いい方法だと思います。今年からすぐに年賀状を辞めることが出来ませんが、
今までの感謝を伝え、来年からは年賀状は送らないことを伝えることで、スムーズに年賀状を卒業できるでしょう。

②辞める年に、前もって年賀状を辞めるとはがきを送る

年賀状を辞める年に、前もってお知らせをする方法です。
相手が年賀状を作る前に送る必要があるので、11月中に送るのが理想的ですね。

③年賀状が届いた人に、お返事でお伝えする。

届いた年賀状にお返事を書くという形で、今年から年賀状を辞めることを伝える方法です。
届いた年賀状に対してお返事を書くので、誰に送るか悩まずに済みます。

辞めたらどうなった?

実際、年賀状は辞めたらどうなったか?ということですが、
それはもう年末の年賀状作りから解放され、時間も心にもゆとりが生まれました。

人間関係も全く変化なし。

今年で年賀状を辞める報告をしたところ、
「私も辞めたいと思ってた~」
「今の時代にあわないよね~」

などの声を沢山いただきました。
年賀状という習慣が広く一般に広がったのは明治初期と言われています。
習慣や文化は、時代や社会の変化によってどんどん変わってゆくものです。
明治初期と現在の令和の世の中は全く様変わりしています。
古くからの伝統や文化を重んじるのは良いことだとは思うけれど、
令和の時代にあった年賀状のあり方を考えても、それは時代に応じた変化として受け入れていくべきではないでしょうか。

実際、完全には辞められない場合も

私も、昨年年賀状を卒業したと書きましたが、実際のところ、100%辞めてしまったわけではありません。
年賀状のメリットにも挙げましたが、遠い親戚は、毎年届く年賀状で、子どもや孫の成長を見るのを楽しみにしてくれている事も多いでしょう。


6年前、家族で九州の田舎に住む夫の祖母に会いに行きました。
祖母はもう90歳を超えていて、私たちの住む関西に遊びに来ることは出来ません。
私たちの結婚式にも出席は叶わず、私はその時、夫の祖母に初めてお会いしました。
もちろん子どもたち(祖母にとってはひ孫)もその時初めて会うひいおばあちゃんです。
祖母の家でびっくりしたことは、毎年孫たち(夫や、夫の兄弟姉妹、従妹たち)から届く年賀状を、額に入れて飾ってくれていたのです。
私は、結婚してから、毎年欠かさずに家族写真を年賀状で送っていたので、会えないひ孫の成長を、いつも年賀状で見守ってくれてたのです。
年賀状の大切さを知った私は、夫の祖母だけでなく、遠い親戚には、ずっと年賀状を送り続けようと思っています。

まとめ

結局のところ、年賀状を辞めてしまっても、人間関係が悪くなることもなく、何一つ変わらない生活を送っています。
変わったことと言えば、年末の忙しさから開放されたことでしょうか。
忙しさにも加え、お正月の準備など、何かとお金も必要になる年末。
年賀状の卒業は、かなりの節約になります。
毎年の年賀状作りにモヤモヤを抱えている人はぜひ、卒、年賀状にチャレンジしてみてはいかかでしょうか。

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